鉄骨工事
鋼鉄製の鉄骨で建物の柱や梁などの骨組みを作る工事を『鉄骨工事』といいます。
工場で作られた鉄骨を現場に運搬・搬入し、鉄骨を組み上げていくのが主な流れとなります。
まずクレーンを使って鉄骨を吊るした後、仮ボルトやワイヤーで固定します。
その後、高い締め付け力のある高力ボルトでの本締めや溶接作業で鉄骨同士をつなげることで、強固な骨組みになっていきます。
鉄骨はただ強度が高いだけでなく、鉄筋コンクリートよりも単位当たりの重量が軽いことから、10階建て以上のビルや商業施設、大きく広い空間が必要な建物に多く利用されます。
最近では地震などの備えとして、戸建て住宅でも利用されることが多くなりました。